相続を考える
誰もが一度は経験する親の相続。
だがその九十九パーセントの家族はもめる。なぜ間違いだらけの相続になってしまうのか。
親の相続を迎える時には、あなたはすでに人生経験、識見も豊富で常識に富み、立派な大人になっているにもかかわらずです。
それには失敗する大きな原因があるべくしてあるのです。
その一つは、見聞きして知ってはいるのですが、うちには関係ない、兄弟仲がいいから、財産がないから。あるいはこのようなことは残った者が考えればいいことだ等、働き盛りの日々の中で他人事のようになってしまい、相続対策などできないのが現実なのです。

そしていざ直面すると知識も対策もなしに、ましてや初めてのことなのでうまくいく方がおかしいのです。
また他人なら多少の遠慮もあります。
これは家族の問題です。

歯に衣きせぬ本音での物言いはお互い段々とヒートアップし、感情的にもなってしまいます。
他の相続人はあなたと姿、形が違うように、それぞれの置かれた立場、考え方、性格が一緒ではないのです。
どうであろうが、もらえるものだったらもらうと欲が欲を呼び感情が勘定(計算)に走り出したら、もうどうにもとまらないのです。

一度もつれた糸はほどけません。
相続をきっかけに今まで仲の良かった兄弟が口もきかなくなるケースが実に多いのです。
忙中に閑あり、この機会にコーヒーブレイクして足元をみつめ直してみてください。

7つの相続エピソード

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岩田・國岡相続リスク研究所